転勤族、家を買う(その①)
2015年、わが家は家を建てました。
夫は転勤族です。子持ち転勤族のみなさんなら誰もが悩むテーマ、
賃貸か持ち家か
ということを上の子が幼稚園に入るころからずっと考えていました。
持ち家が欲しいというより、子供が転校しつづけなければならないというのが一番ネックでした。
夫の勤務先では、単身赴任手当支給にあたって以下条件のいずれかに当てはまる必要があります。
- 持ち家であること
- 中学3年生の子供がいること
- 要介護の同居家族がいること
色々シミュレーションしましたが、経済的なことだけを考えると一生賃貸がベストです(これは間違いなく)。わが家の選択肢は3つありました。
- 定年まで転勤先についていく
- 家を買って転勤があったら単身赴任してもらう
- 夫の実家に入る
まず③は一番に却下されました。なぜなら夫の勤務先企業には、夫の実家から通える支店・支所がないからです。③を選択すれば子供の転校などの問題はクリアできますが、夫が定年するまで家族が一緒に暮らせないことになります。
①は子供が小学生のうちはいいですが、中学生になったら厳しいかなと思いました。
ずっと家族一緒にいたいけれど、子供の学校問題と夫が40歳になったら家賃負担が10割になることも迷いの種でした。
子供が中学3年生になったら単身赴任になっても手当が出るようでしたが、家賃を払いつつ二重生活できるほど補助が出るわけではありません。どうせ家賃丸々払うならいざとなったら売れる家を買った方がいいのでは、という結論に達したのが長女が小学生になった頃のことでした。